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こかどです\( ¨̮ )/

DULL-COLORED POP『演劇』に参加する心境4月14日

今回わたしが出演させていただくのは、いま演劇界で飛ぶ鳥をも落とす勢いの劇作家・演出家である谷賢一さんが率いるDULL-COLORED POPという劇団のお芝居です。
 

しかもですね、なんと今回「活動休止公演」。
この公演を機に、劇団活動を休止されるそうで、復帰時期に関しては全く明かされていないのです。
※みなさん、演劇活動はそれぞれ継続されます。


普段大劇場や商業演劇の場でもご活躍の谷さんが、
「小劇場でしかできないことをやる」という信念で行われる公演。 

『信頼する俳優とだけやりたい』と言うなかで、呼んでもらいました。
そんなの心底心底嬉しくて、恐ろしくて、最高です。
日々、私も舞台に命を置いて来るような覚悟で作品作らないとなぁ、と思っています。

だって谷さんも、劇団員のみなさんからもそういう覚悟を感じます。


ダルカラのお芝居に前回出していただいたのは、2年前に吉祥寺シアターで行われた『河童』という作品。
その時一番感じたことは、”とにかく大変だった!”ということ。

というのもですね、
私の所属している劇団、「アマヤドリ」の公演は、とにかく大変です。
大変じゃない公演はなくて、正直私は毎公演キャパシティをオーバーして、
泣いたり怒ったり、喧嘩したり奇行に走ったり、そのときによりますが、いつだって”ああ、なんて大変なんだ!”と思っています。
ある時は、その公演に関わっていたあるスタッフさん(すごく活躍されている方)から、
「いま、東京で一番大変な現場だと思う」と真顔で言ってもらうこともありました。

何が大変か?というと色々あるにはあるのですが、
簡単に言えば、「妥協しないから」「作品に体重をのっけているから」というようなことかなと思います。
今まで一年の3分の2くらいはアマヤドリで劇を作る毎日でしたので、大変さは人並み以上に経験しているつもりでした。


ですが、『河童』に出た時、びっくりするくらい大変で。
もちろん、劇団の公演以外でもいつだって大変です。
でも、なんだかびっくりするくらい大変で、毎日へとへとで泥のように眠り、起きて、あっという間に公演が終わってしまった、そんな感覚でした。
正直、アマヤドリ以外でここまで大変と感じることがあるんだ!と驚きました。

大変にさせてくれるというのは、俳優として最大のチャンスで、
大変で大変で大変で仕方ないなかにしか、ミラクルは起こりえないんじゃないだろうか、って思います。
そして、お客さんに見せたいものは、上手なお芝居でもなく、かっこいい歌でも踊りでもなく、ミラクル。
きっとお客さんのなかにも、ミラクル観たいって思って劇場に足を運ぶ人は多いんじゃないかなぁ。


きっと谷さんも劇団員も、命懸けで、「この公演で最後にしてやる!」くらいのエネルギーがあるから、
自然と私も大変にしてもらったんじゃないかと思うんです。
DULL-COLORED POPには、そんな人を巻き込む嵐みたいな力がある。


だから大好きなんです、ダルカラ。


実は、他のお仕事の都合などもあり11月頃から舞台の現場を入れてなかったのですが、
意図的にちょっと休んだ部分もあって。
ずっと出続けていたので、いろいろな巡り合わせも重なりぽっかり空いたので、良い機会だ!と思って
思い切って休んでみたのです。

そんな日々で、新しいことに沢山手が出せたし、インプットの数は確実に増えたし、
今まで出逢わなかったような人にも出逢わせてもらって、
そんななか、

「自分が俳優をやること」だったり
「作品をつくること」に対しての

意識がちょっとずつ変わっていくのを感じました。
まだ、『どう?』というのはうまく語れないので書きませんが(ごめんちゃい)
ダルカラ稽古が始まってみて、やっぱり。

自分の意識が変わったというのは確信に変わり、新しい考えで舞台をつくっていったら、どんな結果になるのか。
今から本番がものすごく楽しみなのです。
観に来てくれる人を驚かせたい。


ということで、ちょうど1ヶ月後くらいから、王子小劇場にて。
もう、ぜひぜひ足をお運びください!
【詳細・予約】http://amayadori.co.jp/archives/7816


小角まや